上棟式のお祝いについて
上棟式の意味について
建物の土台ができ、柱や梁を組んで棟木を上げる段階で「上棟式」を行ないます。
これは、新築の建物に災いが起こらないように祈る「厄払い」の意味を持つもので、仮に地鎮祭を省略しても、上棟式は行うのが普通です。「棟上げ」「建て前」とも呼ばれます。
ご祝儀の金額の相場について
建築主へのお祝いの相場になります。
金額の相場:5千円~2万円
水引、表書き、名前など、のしの書き方について
建築主に、お祝いのご祝儀を贈る場合のご祝儀袋の書き方になります。
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「祝上棟式」「祝御上棟」など
表書き/名前:上書きよりやや小さめのフルネーム
お酒のマナーについて
建築主へのお祝いに、お酒を贈る場合のマナーになります。
上棟式に招待された場合、お酒は「角樽(つのだる)」を贈るのが一般的です。
また、一升瓶を贈る場合ですが、日本酒は、「一升瓶2本で一対とめでたさ」を表します。数にはこだわりませんが、4本はNG。2本や6本など、必ず偶数の本数を贈るようにしてください
☆お酒の相場
お酒の銘柄にもよりますが、上棟式のお祝いの相場は5千円~2万円くらいですので、こちらの予算を念頭に、「角樽(つのだる)」をお買い求めいただくか、一升瓶の本数が偶数になるようにお買い求めください。
☆お酒ののしの書き方
表書き/上書き:「奉上棟式」など
表書き/名前:苗字のみ
お祝いギフトに添えるメッセージの文例について
・この度は上棟式の儀、おめでとうございます。工期中のご無事と御社のますますのご発展をお祈りいたします。
・今日の佳き日に起工式をあげられましたこと、心からお喜び申しあげます。御社のますますのご繁栄と、社員皆様方のご健勝を祈念いたします。
・上棟式おめでとうございます。お祝いに参列できず申し訳ございません。工事期間中の安全と、貴社一層のご発展を心からお祈りいたします。
お返し(内祝い)のマナーについて
「上棟式のお祝いのお返しは不要」です。
「冠婚葬祭 常識事典」より
「冠婚葬祭 お金とマナー」より
「NTT D-MAIL」より