上棟式の準備について
費用について
上棟式にかかる費用は、主に「上棟式の費用」と「宴会の費用」と「ご祝儀」を合わせた金額が目安となります。
合計した上棟式の費用の相場:2万~10万円
施主が用意するものについて
上棟式を開くにあたり準備するものは、
・「上棟式セット」などの名前で市販されている飾り物一式
・祭壇に供えるお神酒一升
・洗米と塩、各一合
・海の幸(尾頭付きの魚、こぶ、するめ など)
・山の幸(野菜、果物 など)
・棟梁や工事関係者に渡すご祝儀
・地域によっては、近所の人を集め、棟の上からまく、五円玉を紙に包んだ「おひねり」
・地域によっては、近所の人を集め、棟の上から餅をまく、「餅まき」
・上棟式の終了後に開く祝宴のための料理やお酒(最近は、乾杯だけですませ、持ち帰りようの折詰と清酒を用意して配ることも多いようです)
などがありますので、建設会社などの現場の責任者とあらかじめ相談しておいてください。
棟梁や大工など工事関係者へのご祝儀について
下記は上棟式に工事関係者に現金を渡す際の金額の目安です。贈る相手により、若干金額が変わってくることに注意することと、地鎮祭より少し多めにすることにご注意ください。
贈る相手・・・金額の目安
大工の棟梁・・・1万~1万5千円
その他の工事関係者・・・3千~5千円
祝儀袋の書き方について
上棟式の際、工事関係者にご祝儀を渡す際の、祝儀袋の書き方は以下のようになります。
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御祝儀」
表書き/姓名:上書きよりやや小さめの文字で姓のみ
また、こちらの略式の祝儀袋でも大丈夫です。
「冠婚葬祭 暮しのマナー大百科」より