新築祝いの挨拶について
施主からのお礼のスピーチの文例について
新築祝いでの施主からのお礼の言葉の文例です。3つのポイントにご注意ください。
1.家づくりにかけた自分の夢を実現した喜びを語ります。
2.なぜ家づくりに情熱を燃やしたのかを説明します。
3.家は、家族を含めて多くのスタッフ協力を得て完成します。最後に協力者への感謝とねぎらいの言葉を忘れないでください。
皆様、本日は日曜日にもかかわらず、遠路はるばる、ようこそお越しくださいました。我が家を建てようと決意してから、十年かかって、やっと思い通りの家が完成いたしました。
いい材料を使って家を造るというのが僕の夢でしたから、納得できる材料を集めるのに、時間がかかってしまいました。これからは、絶えず手をいれながら、住まいと我々をなじませていこうと思います。
この家はご覧のように、古い民家の柱や梁をそのまま生かして作られています。私は古い人間なので、昔の家とか庭のよさが多少はわかるつもりです。しかしその古いよさを後世に残すことがいかに大変か、今回身にしみてわかりました。
我がままな施主に最後までつきあっていただきました、建築家の○○先生、棟梁の○○さんをはじめ、大勢の方々に、厚く厚くお礼申し上げます。
施主からのお礼のスピーチの文例について
ポイント:まず近所の人々への迷惑をわび、合わせて設計・施工者へのお礼の言葉を述べる。
皆さん、よくお越しくださいました。お蔭さまで、やっと完成にこぎつけました。長い間ご迷惑をおかけしましたが、これで隣近所の皆さんにも、落ち着いてお過ごしいただけるのではないかと、ほっとしているところです。
私が言うのもなんですが、狭いながらも、いい家ができたと喜んでいます。工事を担当していただいたこちらの中川工務店の皆さんのお蔭です。中川さんは、設計段階から細かい注文にも応じてくださり、私たちが思ったとおりの家を造ってくださいました。
また、隣近所の皆様には多大のご迷惑をおかけしたにもかかわらず、皆さんからはご丁寧にお祝いの品をちょうだいしました。ありがとうございました。それではどうぞ、お時間の許すかぎり、ごゆっくりしていってください。
施主からの乾杯のスピーチの文例について
お忙しい中、新しい我が家へようこそお越しくださいました。
人が集いやすい家にしたい。それが、私たちが一番大切にしてきた思いでした。友達、ご近所の方、身内の者たち。さまざまな人々がここで出会い、いくつもの和が生まれるといいなと思います。
では、新しい和の始まりを祝って、乾杯のご唱和をお願いします。
「乾杯」
ありがとうございました。
招待客からのお祝いのスピーチの文例について
賢司さん、由紀子さん、ご新居の完成、ご新居の完成、おめでとうございます。今日おうかがいできるのを、とても楽しみにしていました。お招きに感謝します。
新たな生活の場として二人が選んだこの地は、大きな公園もあり、とにかく緑が多くて、子どもを育てるにも夫婦でスポーツを楽しむにも、最高の環境と言えますね。
居を移すにしたがって、人生も変わると言います。私には、この新しい地で明日から始まるであろう二人の自適な生活が、見えるような気がいたします。ここからまた、新しい人生がスタートするわけです。この場所に、そして、そこに生活するお二人とそのご家族に、幸せの場面がたくさん訪れることを、また、充実した生活が待っていることを、心から願ってやみません。
新田家の新たなスタートを、ここにお集まりの皆様とともに祝い、乾杯をしたいと思います。皆様、「おめでとう」でご唱和ください。
「おめでとう」
どうもありがとうございました。
兄弟からのお祝いのスピーチの文例について
新築を祝う義弟のスピーチの一例です。4つのポイントにご注意ください。
1.仲の良い義兄弟の新居が完成。ちょっとユーモアを交えたスピーチを楽しみましょう。
2.家づくりは生涯に何度もない大仕事です。見事に大願成就させた義兄に心から祝意を表明します。
3.家族の全員にも祝いの言葉をかけます。
4.再びちょっとおどけた表現で、ユーモラスに挨拶を終えます。
構想十五年、設計七年、施工一年三か月。お義兄さんが心血を注いでこられた金谷邸の完成を、心よりお祝い申し上げます。
木の香りも畳の匂いも新しい、ピッカピカの二階建て住宅を拝見しておりますと、あらためてお義兄さんの実力というか、生き様の立派さに打たれるような気がします。
お義兄さんはよく「男子一生、石にかじりついてでも、家の一軒くらい建ててやる」とおっしゃっていました。その言葉どおり、こうやって庭付き、車庫付きの新築住宅を現実に目の当たりにしますと、お義兄さんの心意気と実行力に完全に脱帽です。
お姉さんも今日からは、広いお庭で念願のガーデニングを思う存分に楽しめるし、個室ができた春雄君も、受験勉強に集中できるでしょう。弘子ちゃんはリビングのピアノで大コンサートが開けて、もういうことなしですね。
これはお義兄さんに負けてはいられない。今度は私の番かなと、あせっている次第です。
招待客からの乾杯のスピーチの文例について
一日の仕事を終えて帰れる温かい自分の家があって、ときにはそこに親しい友達を呼べるなら、これに勝る幸せはない。私はつねづねそう思っています。昭夫くんと道代さんはここに、そんな幸せの土台を築かれたのではないでしょうか。本当におめでとうございます。
さあ、乾杯しましょう。山西家の新築を心からお祝いして、
「乾杯」
プレゼントに添えるメッセージの文例について
・ご新築おめでとうございます。念願のマイホームはいかがですか。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
・ご新築おめでとう。ご近所の名所になったと聞いてます(笑)。近いうちに遊びにいくから、追い返さないでくださいね!
・ついにやっちゃったね。新居を建てたからにはドッシリと腰を据えて、幸福な家庭をつくってください!
・ご新居落成おめでとう。旦那様とあなたがお力を合わせてのお城、うらやましい。近日大勢でお訪ねしますわ。
・待望のご新居落成おめでとうございます。きっとあなたのセンスが生かされたすてきなお住いでしょう。近々拝見に伺います。
・新居落成おめでとう。若いのに大したガッツだとみんなも感心していたよ。奥さんも大満足だろうね。我々を招待して、大いに羨ましがらせてくれ。
・現役引退後は都塵を離れ、温暖明媚の地に風雅な庵を建てて糟糠の妻と暮らす。我々の理想を君は現実のものとした。立派だ。ご新築おめでとう。
・ご新居の完成をお祝いいたします。それにしても君の実行力には、頭が下がります。本当にやり遂げましたね。心から敬意を表します。
・憧れのマイホーム完成をお祝いいたします。我々にとっては、憧れは夢だが、君はそれを実現したんだ。本当におめでとう。
・おめでとう。新しい木の香りを満喫していることでしょうね。うらやましいわ。きっとお祝いに訪ねます。
上司へのお祝いギフトに添える文例について
・ご新居の落成をお祝いいたします。環境もすばらしい所と聞いております。部長のグッドセンスも評判です。お祝いにお伺いする日が楽しみです。
・ご落成を心からお祝い申し上げます。交通の便も良く、ご立派なお住いと伺いました。我々にとっては、まだまだ夢の夢です。
・ご新築をお祝いいたします。部長の歩かれておられる道は、我々の目標でもあります。いつか我々もと、がんばります。
・部長、念願のご新居落成、やりましたね!おめでとうございます。お祝いに押しかけますので、よろしくご覚悟ください。
・ご新居落成おめでとうございます。人物にふさわしい立派なお住いのようですね。後日お祝いに参上します
・ご落成おめでとうございます。この時代、課長のお年でお宅をご新築なさるとは、我々には考えられません。頑張り方の秘伝をご公開ください。
・橋本部長、ご新築おめでとうございます。大黒柱とはいいませんが、玄関のタイル分くらいは私の麻雀代でしょう。本日はお祝いに伺えませんが、のちほどお邪魔いたします。
内祝いに添えるメッセージの文例について
・このたびはご丁寧に新築祝いを頂戴し、誠に有難うございました。
こちらにお出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいますよう改めてご案内申しあげます。
・このたびは過分なお祝いの品を頂戴し、誠に有難うございました。
温かいお心遣いに感謝の気持ちを込め、粗品を贈らせていただきます。ご笑納くださいませ。
「乾杯・献杯・中締め実例事典」より
「電報文例集」より
「NTT D-MAIL」より
「贈答のルールとお金の事典」より